元
Effects of walking with loads above the ankle on gait parameters of persons with hemiparesis after stroke.
2013 12月 カナダ
足首に重りを着けると動作抵抗が増えて筋力強化につながる。
そこで、脳卒中患者の麻痺足首に重りを着けたときの効果を調べてみたそうな。
10人の慢性期脳卒中で片麻痺患者の麻痺足首に0.5-1.5kgの重りを着けた。
このときの歩行スピード、歩調、歩幅、腰ひざの関節角度等を測定、解析した。
次のようになった。
・歩行スピードが秒速5cmほど増えた。
・麻痺足の歩幅が10%ほど延びた。
・姿勢や歩調は変わらなかった。
・これらは主に腰や膝関節動作に力強さが加わることによるものだった。
脳卒中経験者の麻痺足首に重りをつけることで、腰や膝関節の力強さがアップした。しかし歩容に変化はなかった、
というおはなし。
感想:
麻痺足はついついかばってしまいがちだから、これはなるほどかも。