元
The addition of functional task-oriented mental practice to conventional physical therapy improves motor skills in daily functions after stroke.
2013 11月 ブラジル
課題志向型イメージトレーニングが脳卒中患者の機能回復に役立つものなのか実験してみたそうな。
発症後1年ほど経った慢性期脳卒中患者9人について、
通常のリハビリとイメージトレーニングの組み合わせの効果を、施す順番を工夫して調べた。
イメージトレーニングは、静かな部屋で日常生活の個々の具体的な動作を一人称視点で なんども繰り返し想像する方法で、
1回30分×週3回×4週間=12セッション行った。
次のようになった。
・通常のリハビリのみの直後は、あまり改善しなかった。
・通常リハビリ+イメージトレーニングのあとは手の機能、歩行機能共に著しい改善があった。
・その後、通常のリハビリのみに戻しても効果は持続していた。
通常のリハビリに課題志向型のイメージトレーニングを組み合わせることで手足の機能改善が促されることがわかった、
というおはなし。