元
New research finds high tungsten levels double stroke risk
2013 11月 アメリカ
金属であるタングステンと脳卒中との関連が判明したそうな。
18-74歳の8614人を対象にした12年間におよぶ健康栄養調査で得られた結果から、尿中のタングステン濃度と脳卒中との関連を解析したところ、
次のようになった。
・尿中タングステン濃度が高かった人はただそれだけで脳卒中リスクが2倍だった。
・この傾向は特に50歳未満で顕著だった。
・タングステンの由来は廃棄された電子機器などから環境中に拡散した と考えられた。
タングステンが脳卒中のリスクになることが明らかになった。これら金属の環境への拡散は続いておりコントロールが難しい。今回の発見は氷山の一角に過ぎないのかも知れない、
というおはなし。
この研究者へのインタビュー
High urinary tungsten concentration is associated with stroke in the national health and nutrition examination survey 1999-2010.