元
A mapping study on physical activity in stroke rehabilitation: Establishing the baseline.
2013 10月 スウェーデン
脳卒中になって間もない患者の身体活動状況を調べてみたそうな。
発症7日以上経過している平均年齢70の脳卒中入院患者104人について、ある平日の8:00-17:00の身体活動内容を10分刻みで記録した。
次のようになった。
・患者は概ね発症後20日ほど経過していた。
・患者は8:00-17:00の52%の時間を1人で過ごしていた。
・そして7%の時間が立っているまたは歩いている状態だった。
・PTと一緒にいる時間の43%は立位/歩行状態だった。
・立位/歩行状態にいる時間が長いほど、歩行自立度が向上した。
・また、年齢が高くなるほど立位/歩行状態にある時間が減った。
脳卒中患者の身体活動レベルは低い。もっともっと活動させることで自立を促すことのできる余地がたっぷりあることがわかった、
というおはなし。
感想:
逆の見方をすれば
PTと一緒にいてさえ そのうち6割の時間は座ってるか寝てるってこと。
なるほどそのとおりで、
1コマ40分のなかでマッサージとか姿勢のチェックみたいなことが延々と続いて、
けっきょく歩く時間は15分とか よくあった。