元
Population-based study of central post-stroke pain in Rimini district, Italy.
2013 9月 イタリア
脳卒中後の中枢性疼痛は依然、過小評価されることが多い。放って置くと生活の質が下がり、リハビリを妨げ、ウツや不眠といった気分障害をもたらすとも言われている。
これがどのくらいの割合で見られるものなのか、調べてみたそうな。
イタリアのリミニ住民約33万人のうち、2008-2010に脳卒中になった1494人について調査した結果、
次のようになった。
・このうち660人と面談に成功した。
・中枢性疼痛経験者の割合は66人、11%だった。
・症状は触覚や温覚の知覚過敏で、針で刺すような痛み、腫れなどを伴うものだった。
・中枢性疼痛経験者の58%は脳卒中の直後に発症し、37%は断続的に起きた。
・これら患者は運動機能に障害を持ち、この疼痛が日常生活にも影響していた。
・痛みが強いわりに、30%はなんの治療も受けていなかった。
脳卒中後の中枢性疼痛はもっと注目されるべきである、
というおはなし。
リミニ
感想:
そこで疎経活血湯の出番。使ったことないけど…
なんと 漢方のちからで あのしつこい視床痛が消えた