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2013年10月31日

医師「頭の血管が狭くなってますねぇ ステントを入れる手術をすると長生きできますよぉ」患者「遠慮します」


Stroke prevention surgery less effective than meds, lifestyle change
2013  10月  アメリカ

脳の血管が狭くなって脳卒中やTIAを何度か起こした患者にはステントを置いて血管を拡げる手術を行うことができる。

このステント治療の効果を検証してみたそうな。


脳内に狭窄度70%以上の血管がありこれまでに脳卒中やTIAを何度も繰り返している患者451人について、ステント留置グループ、ステント無しグループに分けてその後の再発を追跡調査(SAMMPRIS試験)した。

両グループ共に、抗血栓薬の投与と、運動、禁煙、食事といった生活改善指導を行った。


次のようになった。

・2年後、脳卒中の再発はステントなしグループではるかに少なかった。

・計画ではもっと長く追跡調査する予定だったが、あまりに明らかな結果だったのですでに2年前に実験を中止した。


脳内ステントによる脳卒中予防はまったく効果がないばかりか非常に危険であることが明らかになった、


というおはなし。


写真:脳内ステント



2013年10月30日

ビタミンB12が不足すると脳がたいへんなことになるらしい


Vitamin B12 and progression of white matter lesions. A 2-year follow-up study in first-ever lacunar stroke patients.
2013  10月  オランダ

脳室周囲の白質病変は血中ビタミンB12濃度と関連があるとされている。
そこでビタミンB12が不足すると大脳白質病変が進行するのか調べてみたそうな。


ラクナ梗塞の患者107人についてビタミンB12の血中濃度、脳のMRIを2年間追跡調査した結果、


次のようになった。

・脳室周辺の白質病変が進行した患者は進行しなかった患者に比べ、ビタミンB12欠乏症が多かった。

・低ビタミンB12濃度と脳室周辺の白質病変の進行とは関連があった。

・血中ビタミンB12濃度は深部白質病変の進行と関連はなかった。


ラクナ脳梗塞患者の脳室周辺白質病変の進行は、血中ビタミンB12が低い状態と関連があった。ビタミンB12サプリメントでこれが防げるかどうかは不明、


というおはなし。


脳室周辺白質病変ってこんな感じ
写真:白質病変



感想:

実はコレ、 微妙にあるんだ。

全然心配してないけどね。



2013年10月29日

tDCSはリハビリの役に立ちそうなのかい?


Transcranial direct current stimulation (tDCS): Does it have merit in stroke rehabilitation? A systematic review.
2013  10月  オーストラリア

経頭蓋直流電気刺激(tDCS)の効果について過去の研究を見なおしてみたそうな。


厳選した結果、15件、被験者計315人ぶんの研究データが見つかった。

これらのデータを統合し再解析したところ、


次のようになった。

・病側脳にプラス極、健常側にマイナス極または両側脳同時刺激のtDCSすべてについて、直後の運動機能測定では、偽刺激に比べ統計的に有意な改善効果は見られなかった。

・しかし脳卒中の特徴別に限定すると、慢性期患者および軽症、中程度の障害患者では大きな改善効果が確認出来た。


tDCSは患者を選べば一時的な改善効果を得ることが出来そうである。しかし刺激方法が具体的に定まっていないことや脳卒中の状態にもいろいろあることから実用への道のりは遠い、


というおはなし。


写真:tDCS

2013年10月28日

脳卒中でPTSDになりやすい人 なりにくい人


Correlates of Post-traumatic Stress Disorder in Stroke Survivors.
2013  10月  アメリカ

心的外傷後ストレス障害(PTSD)は命に関わるような事故や病気のあとに起きやすい。

そこで脳卒中とPTSDとの関連を調べてみたそうな。


発症5年以内の脳卒中経験者535人についてPTSD判定テストを行った。このスコアが50以上だとPTSDである可能性が高い。また、関連要因も解析した。


次のようになった。

・95人、18%がスコア50以上だった。平均スコアは35。

・低収入、脳卒中の再発、障害の悪化、合併症の増加がPTSDと関連があった。

・高齢、既婚、相談相手がいるとPTSDになりにくかった。

・PTSDの可能性の高い人は身体的、精神的に健康状態が良くなかった。


脳卒中によるPTSDは年齢が若く、再発、重い障害や合併症があるとなりやすい。社会的なサポートには予防効果があるので早めに手を打ちたいものである、


というおはなし。

2013年10月27日

難しい理屈やマッサージはあとにしてくれ 患者さんは歩きたいんだぞo(`ω´*)o


A mapping study on physical activity in stroke rehabilitation: Establishing the baseline.
2013  10月  スウェーデン

脳卒中になって間もない患者の身体活動状況を調べてみたそうな。


発症7日以上経過している平均年齢70の脳卒中入院患者104人について、ある平日の8:00-17:00の身体活動内容を10分刻みで記録した。


次のようになった。

・患者は概ね発症後20日ほど経過していた。

・患者は8:00-17:00の52%の時間を1人で過ごしていた。

・そして7%の時間が立っているまたは歩いている状態だった。

・PTと一緒にいる時間の43%は立位/歩行状態だった。

・立位/歩行状態にいる時間が長いほど、歩行自立度が向上した。

・また、年齢が高くなるほど立位/歩行状態にある時間が減った。


脳卒中患者の身体活動レベルは低い。もっともっと活動させることで自立を促すことのできる余地がたっぷりあることがわかった、


というおはなし。

写真:PTと一緒

感想:

逆の見方をすれば
PTと一緒にいてさえ そのうち6割の時間は座ってるか寝てるってこと。


なるほどそのとおりで、
1コマ40分のなかでマッサージとか姿勢のチェックみたいなことが延々と続いて、

けっきょく歩く時間は15分とか よくあった。



2013年10月26日

TIAで片目が見えなくなることがあるらしい


Features of Patients with Transient Monocular Blindness: A Multicenter Retrospective Study in Japan.
2013  10月  日本

一時的に片目が見えなくなる一過性単眼盲はTIA(一過性脳虚血発作)と関連があると言われている。
日本人について実際のとこどうなのか、調べてみたそうな。


13の施設での発症7日以内のTIA患者のデータ444件を調査した結果、


次のようになった。

・13人、2.9%が一過性単眼盲だった。

・一過性単眼盲の患者は脳卒中センターへの到着が遅れがちだった。

・一過性単眼盲の患者は頸動脈の狭窄がありがちだった。


一過性単眼盲はTIA患者によくある症状ではなかった、


というおはなし。

2013年10月25日

世界的に若者の脳卒中が増えている原因とは


World faces looming stroke epidemic, health experts warn
2013  10月  イギリス

世界的に若年者の脳卒中が増えているそうな。
・世界の脳卒中の3分の1は20-64歳に起きていて、

・この年齢層の脳卒中は、最近の20年間で25%増加した。
さらに、
・世界全体での総死亡率は低下傾向にあるものの、

・高所得国に比べ中低所得国の脳卒中死亡者数は10倍にのぼり、

・2030年までに脳卒中で早死したり障害を負う人は現在の2倍になるだろう。
イギリスでは、
・貧困地域の住人は富裕層地域に比べ脳卒中死亡率が3倍にのぼる。
・貧困格差によるこの傾向は世界的なものでもある。

・肥満、糖尿、高血圧の増加が原因と考えられる。

ついでに、
・世界の脳卒中死亡者の半数以上、脳卒中障害者のほとんどは脳出血の結果であり、主に高血圧が原因である。

先進国での脳卒中予防活動が一定の成果を上げてはいるものの、世界人口が増加しているので、若者を含め脳卒中人口が増えるのは仕方のないところでもある。

低所得国向けの啓蒙活動が期待される、


というおはなし。

2013年10月24日

動作観察療法時のミラーニューロンの働きを脳波で調べてみた


Mirror-neuron system recruitment by action observation: Effects of focal brain damage on mu suppression.
2013  10月  イスラエル

手を動かしたり、運動動作を観察したときに感覚運動野のアルファ波が一時的に低下する現象があり、MU抑制と呼ばれている。

ミラーニューロンネットワークとMU抑制との関連を検証するために、脳卒中患者の両半球でMU抑制強度を比較してみたそうな。


33人の脳卒中患者について手の握り動作のビデオを見せている時の脳波を計測した結果、



次のようになった。

・MU抑制は健常側の脳に比べ、損傷脳では小さかった。

・両半球での差は後頭葉よりも正中付近で大きかった。

・MU抑制の程度と右側の下前頭回への損傷の拡がりと関連があった。



MU抑制をみればリハビリ中のミラーニューロンシステムの働きがわかるかもしれない、


というおはなし。


写真:ミラーニューロン



2013年10月23日

ニューロエイドは再発を防止する奇跡の薬


NeuroAiD reduces early cardiovascular events and deaths by 50% after stroke onset
2013  10月  シンガポール

天然抽出物で作った脳梗塞治療薬ニューロエイド(NeuroAiD)の再発予防効果を検証してみたそうな。

発症72時間以内の1099人の脳梗塞患者について、ニューロエイドあり、なしで3ヶ月間比較したところ、

・ニューロエイドを投与された患者では再発率2.9%だったのに対し、

・ニューロエイドなし患者は5.6%だった。

・出血などの副作用はほとんどなかった。

・効くメカニズムはよくわかっていない。


再発患者が半分になった。ニューロエイドはすごいよ、


というおはなし。




感想:

これ思い出した。
中国漢方ニューロエイドで脳梗塞が治る!は本当か?

2013年10月22日

飲み過ぎと脳卒中の関係


Excessive alcohol consumption increases the progression of atherosclerosis and the risk of stroke
2013  10月  フィンランド

酒の飲み過ぎとアテローム性脳梗塞のなりやすさを調べてみたそうな。

2600人の中年男性を11年あまり追跡調査した結果、


次のようになった。

・1回に酒をグラス6杯以上飲むとアテローム性動脈硬化がおおきく進んだ。

・年に1度以上二日酔いを経験すると脳卒中リスクが上昇。

・二日酔いは酒量には依らず脳卒中リスクが上昇。

・高血圧や肥満が重なるとさらにリスクが上昇。

・週に2度以上ドカ飲みする場合も同様だった。


過度の飲酒は脳卒中のもと、


というおはなし。


写真:飲み過ぎ

2013年10月21日

伝統中国医学に基づくリハビリを比べてみた


Efficacy of Integrated Rehabilitation Techniques of Traditional Chinese Medicine for Ischemic Stroke: A Randomized Controlled Trial.
2013  10月  中国

伝統中国医学に基づくリハビリの効果を調べてみたそうな。


69人の脳梗塞患者を、中国医学リハビリグループと従来型リハビリグループに分けて21日、90日後の回復程度を比較した。

伝統中国医学リハビリは、鍼灸と独自のマッサージ法を組み合わせたものである。


次のようになった。

・両グループ共に大きく改善した。

・中国医学グループで下肢の運動機能、神経症状の改善が著しかった。

・顕著な差ではないが90日時点で生活動作の自立者の割合は中国グループに多かった。


伝統中国医学リハビリはなかなか良さそうなので、より規模の大きい研究をしてみたい、


というおはなし。




感想:

ところで従来型のリハビリってなんだろう... って いつも思うんだ。



2013年10月20日

睡眠不足は自慢にならない 脳卒中のもと


Associations Between Sleep Duration and Prevalence of Cardiovascular Events.
2013  10月  アメリカ

睡眠時間と脳卒中を含む心血管系疾患との関連を調べてみたそうな。


米国全国健康・栄養調査の2007-2008のアンケート結果を解析した結果、


次のようになった。

・睡眠時間と心血管系疾患との強い関連が確認できた。

・特に、睡眠6時間未満だと脳卒中が2倍になった。

・心筋梗塞も同様だった。

・逆に睡眠が8時間を超えると冠動脈疾患、狭心症が増えた。


睡眠時間が短いと脳卒中になりやすい、

というおはなし。




感想:

とにかく睡眠不足は敵。

2013年10月19日

中年労働者の睡眠時間と脳卒中との関係について


Self-reported Sleep Duration in Relation to Incident Stroke Symptoms: Nuances by Body Mass and Race from the REGARDS Study.
2013  10月  アメリカ

中年労働者の睡眠時間と脳卒中との関連を調べてみたそうな。

45歳以上の脳卒中経験の無い 5666人について、3年間、半年ごとにアンケートを行い、脳卒中症状の有無、睡眠時間などを調査し、関連を解析した。


次のようになった。

・この間に 224人が1回以上の脳卒中症状を報告した。

・睡眠が6時間未満だと脳卒中症状のリスクが激増した。

・この関係が見られるのはBMIが標準の人のみだった。


標準体重の中年労働者は、睡眠時間が短くなると脳卒中リスクが高くなることがわかった、


というおはなし。




感想:

標準体重ってとこがおもしろい。
デブやヤセは睡眠時間が短くても平気ってことなのか?


2013年10月18日

【いますぐ実践】片鼻呼吸法で失語症が改善することが明らかに


Exploring the Benefits of Unilateral Nostril Breathing Practice Post-Stroke: Attention, Language, Spatial Abilities, Depression, and Anxiety.
2013  10月  アメリカ

ヨーガの片鼻呼吸法は注意力や記憶力アップになると言われている。

そこで、この片鼻呼吸法が脳卒中患者の失語や認知機能に影響があるか調べてみたそうな。


11人の左脳損傷の脳卒中患者(このうち6人が失語症)について、
10週間の片鼻呼吸法プログラムに参加させた前後での言語、注意、情動、認知機能を調査した。


次のようになった。

・片鼻呼吸法によって全員の不安レベルが低下した。

・失語症患者の言語能力が向上した。


片鼻呼吸法の効果がわかった。言語療法の時間に是非取り入れるべきだ、


というおはなし。



これが片鼻呼吸法だ。(2:00~)

ジャックマイヨールが潜る前におなじことをやっていた。

2013年10月17日

脳梗塞とセックス障害 意外な真相…


Impaired sexual activity in young ischaemic stroke patients: an observational study.
2013  10月  フランス

脳卒中後のセックス障害とその要因について調べてみたそうな。


60歳以下の脳梗塞患者156人に、発症1年後にアンケート用紙を郵送し、

・セックス障害:セックス機能や満足度の低下

・心理的健全度:病院不安ウツ尺度

を調査した。


次のようになった。

・67%から回答があった。

・そのうち29%がセックス障害を報告していた。

・セックス障害があると病院不安ウツ尺度のスコアも高かった。

・彼らは7:3の割合で左脳損傷が多かった。

・特にACE阻害タイプの降圧薬の使用とセックス障害との関連が強かった。


発症1年後の脳梗塞患者のおよそ3分の1がセックス障害を経験していた。
ACE阻害薬が関係しているのかも知れない、


というおはなし。
性機能障害とACE阻害薬
感想:

この結果は男女区別ないのかな?

セックス関連のテーマはアクセスも多く、需要が高い割に研究事例が滅多にない。

[性行為 OR セックス]の関連記事

2013年10月16日

脳卒中の障害はいったい何年続くのか


Estimation of the Long-Term Care Needs of Stroke Patients by Integrating Functional Disability and Survival.
2013  10月  台湾

脳卒中の種類や重症度によって、障害がどれくらい続くものなのか調べてみたそうな。


1万6千人あまりの患者を対象にした医療データを解析した。

障害の程度はバーセルインデックスで評価した。



次のようになった。

・脳卒中全体的には、軽度の障害のばあい、それが0.86年続く。

・中程度の障害は1.24年、重症になると1.34年続く。

特に心原性脳塞栓や脳内出血の場合、入浴の補助が必要になるような重度の障害が2年以上続く


というおはなし。




感想:

脳卒中って たいへんなイメージがあるわりには
こんなに短いのかな?と思った。


バーセルインデックス (pdf) だから自立しちゃうんだろうな。

2013年10月15日

リハビリは脳卒中後のウツ予防にもなる


Effects of stroke rehabilitation on incidence of poststroke depression: a population-based cohort study.
2013  9月  台湾

発症後3ヶ月以内の脳卒中リハビリの有無とウツとの関連を調べたそうな。


2000-2005年、7677人分の脳卒中患者データを解析したところ、


次のようになった。

・16.7%(1285人)が最初の3ヶ月以内にリハビリを受けていた。

・リハビリを受けた者のうち、5.8%がウツになった。

・リハビリを受けなかった者では、8.7%がウツになった。

・リハビリを受けることでウツになるリスクが47%減った。

・この効果は女性よりも男性で顕著で、特に高齢男性で大きかった。


脳卒中で入院して3ヶ月以内にリハビリを受けるとウツになるリスクが劇的に下がった。しかしこの効果は男性優位なので、女性のウツに注意しましょう、


というおはなし。



感想:

こういうことで予防できてしまうウツは本当の脳卒中後ウツとは違う気がする。

2013年10月14日

確率共鳴現象によって脳卒中で麻痺した指先の感覚を簡単に改善してしまう方法が明らかに


Remote vibrotactile noise improves light touch sensation in stroke survivors' fingertips via stochastic resonance.
2013  10月  アメリカ

触覚と運動機能を一緒にリハビリできたらすばらしい。

閾値下の指先へのノイズ刺激が触覚を強化すると言われている。(確率共鳴現象)
しかし、指先にノイズ刺激を与える場合、その装置がじゃまになって手を使うことができなくなる。

そこで、脳卒中片麻痺の指先から離れた位置に振動ノイズを与えたときの指先の触覚を調べてみたそうな。


麻痺上肢の人差し指先、親指の腹について、振動刺激中のモノフィラメント触覚テスト、2点識別覚テストを行った。

振動刺激は触覚閾値の40、60、80%で、麻痺上肢の手指、手首の背側、掌側のそれぞれ4箇所にランダムに与えた。


次のようになった。

・振動刺激によって その強度、位置に依らず 人差し指、親指ともにモノフィラメント触覚スコアが著しく向上した。

・2点識別覚スコアはたいして変化はなかった。


指先から離れた手首や手の背側への閾値下の振動刺激によって脳卒中片麻痺患者の触覚が簡単に向上した。これは確率共鳴現象によるものと考えられる。手指の感覚を改善しつつ手の動作を邪魔しない装置が作れそうな気がしてきた、


というおはなし。



感想:

たいへんきょうみぶかい。
確率共鳴は歴史が浅いせいか、wikipediaにもまだ まとまっていない。


下記リンクがわかりやすいかも。

確率共鳴の基礎的概念とその応用 (pdf)

2013年10月13日

空港の近所に住んでいると脳卒中になりやすい


Aircraft noise and cardiovascular disease near Heathrow airport in London: small area study.
2013  10月  イギリス

航空機の騒音と脳卒中リスクとの関連を調べたそうな。


ロンドンヒースロー空港周辺360万の地区住人を対象として入院率、死亡率等を解析したところ、


次のようになった。

・日中および夜間の航空機騒音が激しくなるにつれて、発症リスクも上昇した。

・日中の騒音レベルがもっとも高いエリアでは、もっとも低いエリアの住人にくらべ脳卒中リスクが1.24倍だった。

・日中騒音と夜間騒音のどちらがより影響するのかはわからなかった。

航空機騒音の激しい地区に住んでいると脳卒中になりやすいことがわかった、


というおはなし。

2013年10月12日

タバコや酒をやっていたからといって、脳卒中のあとはやくに死んでしまうわけではなかった


Prestroke Alcohol Consumption and Smoking Are Not Associated with Stroke Severity, Disability at Discharge, and Case Fatality.
2013  10月  ハンガリー


喫煙や飲酒が過ぎると脳卒中の発症リスクになることはよく知られている。
そこで、喫煙、飲酒と脳卒中の重症度、致命率との関連を調べてみたそうな。


1049人の脳卒中患者データについて、発症まえの飲酒量、喫煙量、入院時の重症度、退院時、30日後、1年後の重症度、致命率を調査し関連を解析した。


次のようになった。

・脳卒中前、24.5%が喫煙、24.7%に飲酒習慣があった。

・喫煙量、飲酒量は入院時の重症度と関連はなかった。

・退院時、30日後、1年後の致命率はそれぞれ、12.2%、16.9%、28.3%だった。

・脳梗塞患者について、飲酒習慣の有無と、30日後、1年後の致命率との間に差は見つからなかった。

・脳出血患者では、飲酒習慣があると30日後、1年後の致命率がやや高くなる傾向が見られた。

・喫煙習慣の有無は30日後、1年後ともにあまり影響は見られなかった。


発症前の喫煙と飲酒習慣は脳卒中のリスク要因であるにもかかわらず、発症後 短期的、長期的に大した影響を及ぼすものではないことがわかった、


というおはなし。




感想:

もちろん脳卒中後は両方控えるべきだと思うよ。



2013年10月11日

左手を動かすと半側空間無視が改善するしくみをしらべてみた


Effect of limb movements on orienting of attention in right-hemisphere stroke.
2013  10月  カナダ

右脳の脳卒中患者で、右半側から注意を解放する能力に欠ける症状が報告されており、これが半側空間無視と関連があると言われている。

一方で、左上肢の運動が左方への注意を促すことがわかっているがそのメカニズムは明らかでない。

そこで、左上肢運動が右脳損傷患者の注意解放力欠陥を改善するものなのかどうか調べてみたそうな。


左上肢を自発的、受動的に動かす場合と動かさない場合とで注意力検査を行った。

対象は右脳卒中患者で注意解放力欠陥のある者とない者、比較のための同年令の健常人。



次のようになった。

・注意解放力欠陥スコアは半側空間無視の重症度と関連があった。

・注意解放力欠陥は上肢の自発的、受動的運動により影響を受けなかった。

・しかし上肢運動は注意の方向を変えたり逸したりする効果はあった。

左上肢運動は注意解放力欠陥に変化をもたらすものではなく、左方注意をうながす別のプロセスに作用するのだろう、


というおはなし。
図:左手運動と半側空間無視


感想:

両者の違いがよくわからないけど、半側空間無視は奥が深そうなことはわかった。


2013年10月10日

FAST! 脳卒中のサインを見つけたらイチイチキュウ♫


Stroke Education Program of Act FAST for Junior High School Students and Their Parents.
2013  10月  日本

脳卒中の教育プログラムを作ったので中学生で試してみたそうな。


3つの中学校で、計190人の生徒に45分間の脳卒中啓発レッスンを行った。

各学生にはマグネット式ポスターを配布し、それをつかって彼らの両親を教育するように伝えた。

レッスン前後および3ヶ月後に学生と両親の知識をテストした。


次のようになった。

・3ヶ月後、学生の正答率が飛躍的に向上した。特に、

・顔のしびれ、言葉のもつれ、半身の脱力、救急車要請、飲酒、喫煙、脂質異常、高脂血症、肥満などについての知識が大きく向上した。

・両親についても同様に、3ヶ月後、正答率が大きく向上した。

・3ヶ月後、FASTの意味を正しく憶えていた学生の割合は96%、両親は78%だった。


脳卒中の知識を中学生への教育を介して両親にまで伝える実験は大成功だった、


というおはなし。



FASTといえばこれ

2013年10月9日

東日本大震災のあと、脳卒中はぜんぜん増えていなかった…


Occurrence of Cardiovascular Events After the 2011 Great East Japan Earthquake and Tsunami Disaster.
2013  10月  日本

震災が脳卒中を含む心血管系疾患の発生に与える影響には諸説ある。
そこで、東日本大震災前後でのその増減を調べてみたそうな。


2009-2011に岩手県立中央病院の救急センターへ運ばれた6万人あまりの患者データを解析したところ、


次のようになった。

・大震災の直後3週間に心血管系疾患発症件数全体の著しい増加があった。

・その内訳は 急性冠症候群またはうっ血性心不全の件数が大幅に増加したものの、

・脳卒中や大動脈解離、肺塞栓症、病院外心停止といった他の心血管系疾患件数はたいして増えなかった。


大震災後の心血管系疾患の種類におおきな偏りが見られた、


というおはなし。

図:脳卒中と311
脳卒中件数、ぜんぜん増えてない。



感想:

調べる人によってかなり違うのね。
【3.11】津波が脳卒中を引き起こす可能性について

2013年10月8日

水ぼうそうがきっかけで脳卒中になってしまった子供が実はたくさんいた


Chickenpox and risk of stroke: a self-controlled case series analysis.
2013  10月  イギリス


水ぼうそうが脳卒中のきっかけになりうるものなのか、調べてみたそうな。


イギリス国民の健康データベースから水ぼうそうのあと脳卒中(またはTIA)に罹った者を抽出し、水ぼうそう発症から脳卒中までの期間を0-6、7-12ヶ月間に分けて関連を解析した。


次のようになった。

・該当する者が560人いた。そのうち60人は子供だった。

・子供に限定すると、水ぼうそうのあと0-6ヶ月間の脳卒中リスクは4倍だった。

・大人の場合、特筆すべきリスク上昇はなかった。

・子供、大人ともに、水ぼうそうの7-12ヶ月後の脳卒中リスクの上昇はなかった。


水ぼうそうに罹った子供はその後6ヶ月間に脳卒中になるリスクがとても高くなる、


というおはなし。


写真:水ぼうそう
水ぼうそう=チキンポックス

2013年10月7日

中枢性疼痛なのに治療を受けていない脳卒中経験者の割合は…


Population-based study of central post-stroke pain in Rimini district, Italy.
2013  9月  イタリア

脳卒中後の中枢性疼痛は依然、過小評価されることが多い。放って置くと生活の質が下がり、リハビリを妨げ、ウツや不眠といった気分障害をもたらすとも言われている。

これがどのくらいの割合で見られるものなのか、調べてみたそうな。


イタリアのリミニ住民約33万人のうち、2008-2010に脳卒中になった1494人について調査した結果、


次のようになった。

・このうち660人と面談に成功した。

・中枢性疼痛経験者の割合は66人、11%だった。

・症状は触覚や温覚の知覚過敏で、針で刺すような痛み、腫れなどを伴うものだった。

・中枢性疼痛経験者の58%は脳卒中の直後に発症し、37%は断続的に起きた。

・これら患者は運動機能に障害を持ち、この疼痛が日常生活にも影響していた。

・痛みが強いわりに、30%はなんの治療も受けていなかった。


脳卒中後の中枢性疼痛はもっと注目されるべきである、


というおはなし。


写真:リミニ
リミニ


感想:

そこで疎経活血湯の出番。使ったことないけど…
なんと 漢方のちからで あのしつこい視床痛が消えた


2013年10月6日

若くして脳梗塞になった人の4年内死亡率はこの20年間でずいぶんと下がったけど、いまだ一般人の6倍…


Twenty-Year Trends in Long-term Mortality Risk in 17 149 Survivors of Ischemic Stroke Less Than 55 Years of Age.
2013  10月  スウェーデン

若年脳梗塞患者の死亡率がこの20年間でどう変化したかを調べてみたそうな。


18-54歳で脳梗塞発症後28日間以上生存した患者のデータを、過去20年間にわたり17149人分集めた。発症後4年以内の死亡率を計算し、傾向を調査した。


次のようになった。

・1265件の死亡があった。

・この20年間で死亡率は男性で32%減、女性で45%減った。

・もっと最近の死亡率でも、男女とも一般人の6倍ちかくあった。

・死亡原因の半数近くは心血管系疾患によるものだった。


20年間で若年脳梗塞患者の4年内死亡率は3分の1程度低下した。それでも一般人の約6倍高いので、若年脳梗塞経験者は健康には十分に注意しましょう、



というおはなし。

図:若年脳梗塞の生存曲線


2013年10月5日

5年後も生きている人と再入院する人の割合


5-year survival and rehospitalization due to stroke recurrence among patients with hemorrhagic or ischemic strokes in Singapore.
2013  10月  シンガポール

脳卒中5年後の生存または再入院の可能性について調べてみたそうな。


シンガポールの3つの国立病院に入院した脳卒中患者12000人あまりを5年間追跡調査したデータを解析したところ、


次のようになった。

・59%が5年後も生き残っていた。

・18%は5年以内に脳卒中が再発して入院していた。

・性別や人種は脳出血の再発とあまり関連はなかった。

・脳出血は早い時期の死亡率が高く、脳梗塞は遅い時期の死亡率が高かった。

・死亡原因の主なパターンは、脳血管疾患→肺炎→虚血性心疾患 だった。

・再発時は初回と同じタイプの脳卒中だった。


というおはなし。

2013年10月4日

グロ画像を見せると半側空間無視がさらにひどくなるかもしれない根拠について


Immediate Effects of Exposure to Positive and Negative Emotional Stimuli on Visual Search Characteristics in Patients with Unilateral Neglect.
2013  9月  イスラエル


半側空間無視患者の注意力の特徴を調べてみたそうな。


右脳損傷で半側空間無視の患者8人と、健常な8人について、正面に画像を提示した後の探索課題の反応速度について測定した。

提示する画像は、感情的にネガティブ、ポジティブ、中立的なものを用意して、各々と課題成績との関連を解析した。


次のようになった。

・半側空間無視患者は健常人に比べ、左方への反応速度が遅く、バラつきが大きかった。

・特に、ネガティブな画像を提示されたあとの左方探索速度が非常に遅かった。

・ポジティブ画像よりもネガティブ画像で左右差が大きかった。


心理刺激が半側空間無視患者の反応速度と安定性の空間的アンバランスさに影響を与えることがわかった、

というおはなし。




感想:

ドキッとする画像を見ると、意識する以上に脳が動揺しちゃうってことなのかな。

2013年10月3日

急性期に疲労があるとマズイのか?


Fatigue in the acute phase after first stroke predicts poorer physical health 18 months later.
2013  9月  ノルウェー

脳卒中急性期の疲労が18ヶ月後の身体的、心理的健康に影響するかどうか調べてみたそうな。


平均年齢68、入院から2週間以内の脳卒中患者96人について疲労度を測定し、18ヶ月後の身体的、心理的健全度も追跡調査した。


次のようになった。

・急性期の疲労は18ヶ月後の身体的健康と関連があった。

・一方、心理的健康と関連はなかった。

・逆に急性期の身体的、心理的健康と18ヶ月後の疲労との関連は見られなかった。


脳卒中急性期の疲労は18ヶ月後の身体的健康のリスク要因である、


というおはなし。



感想:

急性期の "疲労" って考え方がピンとこない。

急性期ってのは突然手足が動かなくなった直後の緊急事態真っ最中なわけで、のんきに疲労とか言ってる場合じゃないと思う。


自分のばあい、この疲労はヤバイな...と意識できるようになったのは退院して、心に余裕ができてから後のことだった。


2013年10月2日

早期リハビリができるようになったのは急増したPCとPTのおかげ


Implementation of Acute Stroke Rehabilitation Services in Our Hospital -Comparison Between the Years 2010 and 2000-
2013  9月  日本

過去10年間で急性期脳卒中リハビリがどのように変化したかを調べたそうな。


産業医科大学病院に2000年に入院した脳卒中患者36人と、2010年に入院した134人について患者データを比較したところ、


次のようになった。

・2010年の患者の方がより重症だった。

・発症からリハビリ開始までの期間が11.3日→4.0日に短縮した。

・リハビリ処方日から実施日までの期間が1.1日→0.2日に短縮した。


脳卒中急性期の早期リハビリが充実する傾向にあった。これは理学療法士の増員と電子カルテの普及に依るところが大きいと考えられる、


というおはなし。



2013年10月1日

【ニコチン療法】ニコレットを貼ると半側空間無視が改善することが判明


Effects of pro-cholinergic treatment in patients suffering from spatial neglect.
2013  9月  スイス

半側空間無視は、右脳損傷がアセチルコリンを介した神経系のはたらきを邪魔することにより起きているとも考えられる。

そこで、アセチルコリンの代替物質として、ニコチンが症状を改善するかどうか実験してみたそうな。


10人の脳卒中患者にニコレット10mgを貼り、半側空間無視の判定テストを受けさせた。
ニコチンなしの偽ニコレットも用いて比較した。


次のようになった。

・ニコチングリープは抹消課題と追跡課題で大きな改善をしめした。

・症状が重い患者の方が改善程度が大きかった。

・その他の課題では大した改善は見られなかった。


ニコチン療法が半側空間無視患者の注意力、覚醒度を改善することがわかった、

というおはなし。


ニコチン効果と重症度
症状が重いほどよく効く
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