元
The Influence of Tobacco Smoking on the Relationship between Pressure and Flow in the Middle Cerebral Artery in Humans.
2013 8月 ニュージーランド
喫煙は脳卒中のリスク要因であるがそのメカニズムは明らかでない。
そこで、喫煙習慣と脳血流との関連を調べてみたそうな。
17人の非喫煙者と15人の常習喫煙者について、
脳血流速と血圧、心拍、血圧反射機能などを1本のタバコを吸わせる前後で測定、比較した。
次のようになった。
・喫煙者と非喫煙者とで、実験前の脳血流速、血圧等の違いはなかった。
・タバコを吸わせた直後に血圧反射機能の低下を示す反応が両グループで同様に観察された。
意外なことに、常習的な喫煙は血圧と脳血流との関係を変えてしまうものではないことがわかった、
というおはなし。
感想:
タバコで脳の血行動態が変わるわけではない、ということと理解。