Epidemiological evidence on association between ambient air pollution and stroke mortality.
2013 5月 中国
大気汚染と脳卒中死亡率との関連を調べてみたそうな。
2003-2008の上海にて、65歳以上の日々の脳卒中死亡率を収集し、大気汚染データ(PM10,SO2,NO2濃度)との関連を解析した結果、
次のようになった。
・脳梗塞死亡率はいずれの大気汚染物質とも強い関連があった。
・脳出血はSO2,NO2とのみ関連し、PM10との関連は薄かった。
・特に心臓病を持っていると、NO2濃度が10μg/m3増える毎に脳梗塞死亡率が7%増加した。
大気汚染と脳卒中死亡率との関連が明らかになった。心臓病+NO2曝露で脳梗塞死亡率が増加することもわかった、
というおはなし。
感想:
中国発の大気汚染と脳卒中の研究をよく見かけるようになった。
近い将来、日本でも低レベル放射線被曝と脳卒中についての論文がたくさんでるんだろな。