元
Plastic Changes Following Imitation-Based Speech and Language Therapy for Aphasia: A High-Density Sleep EEG Study.
2013 8月 アメリカ
睡眠時のゆっくりとした脳波は、脳皮質の可塑的変化を反映していると言われている。
そこで、ミラーニューロンの働きを応用したイミテーション言語療法(IMITATE)の効果を、睡眠時脳波で確認してみたそうな。
脳卒中で左脳損傷の13人の患者について、IMITATE前後での言語機能、睡眠時脳波を測定し、比較した。
次のようになった。
・1回のIMITATEで睡眠時のゆっくり脳波が期待通りの位置(下頭頂小葉、運動前野腹側)で増加した。
・脳波の変化が言語テストスコアとよく相関していた。
イミテーション言語療法のあとのゆっくり脳波は、脳の可塑的変化を反映しているのかもしれない、
というおはなし。
感想:
IMITATEって
パソコン画面上の人の口の動きを観察して、真似る。
動作観察療法のなかまらしい。
IMITATE: An intensive computer-based treatment for aphasia based on action observation and imitation