元
Dystypia in acute stroke not attributable to aphasia or neglect.
2013 9月 イギリス
右利き68歳の男性が脳梗塞により突然タイピングができなくなったそうな。
まず手書き文字がおかしくなり、続いてタイピング障害に陥った。
病院でMRIを撮ると左脳の側頭頭頂部に梗塞が見つかった。
このタイピング障害の原因となりうる失語症、失読症、失書症、空間無視、感覚麻痺、協調運動不全といった症状はいっさい見られなかった。
このケースのようにタイピングだけできなくなるという特殊なことが起こりうるので、復職を考えたリハビリテーマを作成する際には注意が必要、
というおはなし。
感想:
自分が脳出血に気づいたきっかけがタイピングミスだったので興味をもった。
よーく観察したところ、触覚が麻痺して 指がどのキーに触れているのかまったくわからなくなっていることがタイプミスの原因だった。