元
Effect of a textured insole on balance and gait symmetry.
2013 8月 アメリカ
神経障害のある患者は立位バランスが崩れがち。
そこで、靴の中敷を使って歩行の対称性をコントロールできるか実験してみたそうな。
11人の健常な男女について、歩行姿勢をコンピュータ解析する装置を使って、靴の中敷を右または左のみに使用した場合、使用しない場合でのバランス、対称性を評価したところ、
次のようになった。
・中敷きの効果は直ちに出て、立位の対称性が大きく変化した。
・歩幅と歩行の対称性も大きく変化した。
・脳卒中患者への先行研究では、健常側の足裏に中敷きを入れることで歩行の非対称性が改善した。
歩行や姿勢のバランスが崩れた患者には靴の中敷き療法が効果的かも知れない、
というおはなし。
感想:
入院中、担当の療法士さんが中敷き療法が好きで、すごく凝った中敷きを作ってくれた。
そのときは たしかに歩きやすくなった。