元
Transcranial magnetic stimulation combined with speech and language training in early aphasia rehabilitation: a randomized double-blind controlled pilot study.
2013 6月 ポーランド
反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)が失語症に効くか実験してみたそうな。
脳梗塞で失語の40人の患者について、3週間の言語リハビリ訓練に加えて、
右脳半球のブローカ野相当の位置への抑制的rTMSを行った。
比較のために偽刺激グループも設けた。
リバビリ前後、15週間後の回復程度を評価、比較した。
次のようになった。
・3週間のリハビリの後、両グループ共に言語機能が改善した。
・回復程度は両グループ間でわずかな差しか見られなかった。
・しかし15週間後、rTMSを受けた複数の重症失語患者で偽刺激グループよりも大きな改善効果が確認できた。
脳卒中失語患者の右脳半球への抑制的rTMSは全ての患者に効くというわけではなかった、
というおはなし。
感想:
前回の話につながるのかな
rTMSで失語症を治す方法が判明