元
Occupational status and incidences of ischemic and hemorrhagic stroke in Swedish men: a population-based 35-year prospective follow-up study.
2013 7月 スウェーデン
職業階層と脳卒中のなりやすさとの関連を調べたそうな。
脳卒中経験のない47-56歳の男性6994人を35年間追跡調査した結果、
次のことがわかった、
・この間に1442件の脳卒中があり、年間発生率は1000人あたり脳梗塞5.5人、脳出血1.2人だった。
・全体的には職業階層と脳卒中とは関連がなかった。
・しかし51歳以上に限ると、知的オフィス労働者よりも単純手作業労働者のほうが脳梗塞リスクがずっと低かった。
・51歳未満では、このような関連は見られなかった。
・他のリスク要因を考慮しても同様だった。
社会経済的レベルが低くても脳出血や脳梗塞のリスク上昇にはならなかった。むしろ高齢者では単純手作業労働に携わる者の方が脳梗塞リスクはずっと低かった、
というおはなし。
感想:
手厚い社会保障国スウェーデンの特殊事情じゃね?