元
Models containing age and NIHSS predict recovery of ambulation and upper limb function six months after stroke: an observational study.
2013 6月 オーストラリア
脳卒中発症から6ヶ月後に歩行と上肢がどの程度回復するのか調べてみたそうな。
200人の脳卒中患者について調査した結果、
次のようになった。
・当初歩くことができなかった114人のうち80人(70%)が6ヶ月後、自立歩行できるようになった。
・テーブル上のカップを取ることができなかった51人のうち21人(41%)ができるようになった。
・自分で食事することのできなかった56人のうち25人(45%)ができるようになった。
・年齢と神経症状の軽重が6ヶ月後の回復とよく関連していた。
脳卒中後、3分の2以上の患者が自立歩行できるようになった一方、上肢機能が回復したのは半分以下だった。これらの回復予測は年齢と神経症状をみればなんとなくわかる、
というおはなし。
感想:
よく、手のほうが回復は難しい、遅いっていうけど、
実感としては手も足も似たようなもの、って印象がある。
手に要求される動作が足に比べ極端に細かいがゆえに、
できないことが多くみえる...そういうことだと思う。
足でキーボード打たないもんな。