元
Mortality after hemorrhagic stroke: Data from general practice (The Health Improvement Network).
2013 7月 イギリス
脳出血の致命率、死亡率の特徴を調べたそうな。
脳内出血およびクモ膜下出血患者の30日内致命率と、1年後の死亡率について調査した結果、
次のようになった。
・脳内出血の致命率は42%、クモ膜下出血は29%だった。
・年齢別20-49歳では、脳内出血の致命率は30%、クモ膜下出血は20%、
・80-89歳では、脳内出血の致命率は55%、クモ膜下出血は57%だった。
・2001-2008にかけて、脳内出血の致命率は53%→36%に、クモ膜下出血は33%→25%になった。
・脳内出血経験者の1年間の死亡リスクは健常人の2.6倍、クモ膜下出血は2.8倍だった。
脳出血では3分の1以上の患者が1ヶ月以内に死亡する。50歳未満では脳内出血の方がクモ膜下出血よりも致命率は高かった。
すぐに死ななかったとしても脳出血経験者は、死亡リスクが高い状態がその後も続く、
というおはなし。
感想:
わずか10年足らずの間に脳内出血の致命率が かくも下がるのものなのか???