元
The influence of aging on poststroke depression using a rat model via middle cerebral artery occlusion.
2013 6月 イスラエル
脳卒中後のウツと年齢との関連をネズミで実験してみたそうな。
計143匹のネズミについて、生まれて20週または26週で人為的に脳梗塞にした。比較のため、脳梗塞にしないグループも設けた。
脳梗塞後24時間で脳損傷の程度を確認。
3週間後に行動テストと脳由来神経栄養因子(BDNF)の量を測定、比較した。
次のようになった。
・脳の損傷程度は高齢ネズミで大きかった。
・脳梗塞にされたネズミは、若年も高齢も同程度にウツ様行動を示し、共にBDNFは少なかった。
高齢ネズミの方が脳損傷は大きかったのに、行動面では若年ネズミと違いがなかったことから、脳卒中後のウツは年齢に依らないであろう、
というおはなし。