元
Blood Pressure Variability and the Risk of All-Cause Mortality, Incident Myocardial Infarction, and Incident Stroke in the Cardiovascular Health Study.
2013 6月 アメリカ
長期的な血圧の変動と、脳卒中など心血管系疾患との関連を調べてみたそうな。
高齢者の年1回の外来での血圧測定記録のうち、降圧薬なし、疾病発作なし で過ごせた1642人の5年分のデータについて、
血圧変動の程度と、のちの健康状態との関連を解析したところ、
次のようになった。
・約10年の調査期間中、844人が死亡、203件の心筋梗塞、195件の脳卒中があった。
・個人の収縮期血圧の変動は、死亡リスクと心筋梗塞リスクの上昇に関連していた。
・一方、脳卒中との関連はなかった。
収縮期血圧の長期的な変動は、総死亡率と心筋梗塞に関連があり、脳卒中との関連は見られなかった、
というおはなし。
感想:
若い頃から安定して高かったのでひと安心。