元
Residential Proximity to High-Traffic Roadways and Poststroke Mortality.
2013 5月 アメリカ
大気汚染と脳梗塞、総死亡率との関連は明らかになっている。
そこで、自動車道からの距離と脳卒中患者の死亡率との関連を調べてみたそうな。
過去10年間の脳梗塞患者について、住居の位置と1日に10000台以上の自動車が通行する道路までの距離を割り出し、その後の死亡件数との関連を解析したところ、
次のようになった。
・1680人の脳梗塞患者データが得られ、調査期間中にそのうちの950人が死亡した。
・交通量の多い道路から100m以内に暮らす脳梗塞患者の死亡率は、400m以上離れて暮らす者よりも20%高かった。
交通量の多い道路の近くに住んでいる脳梗塞患者はかなり死んでしまいやすいことがわかった、
というおはなし。
感想:
1日に10000台の交通量は、平均して1分あたり7台に相当する。
夜間は通行量が減ると考えると、日中で だいたい10台/分くらい。
この程度の交通量の道路って、まったく珍しくないと思う。