元
A meta-analysis evaluating the effectiveness of two different upper limb hemiparesis interventions on improving health-related quality of life following stroke.
2013 4月 イギリス
脳卒中患者の上肢麻痺治療法の効果を定量的に評価してみたそうな。
ボツリヌス療法とCI療法について信頼の置ける研究を厳選して、そのデータを統合、再解析した結果、
次のようになった。
・ボツリヌス療法2件の研究データからは健康関連QOLについて意味のある改善結果は得られなかった。
・CI療法4件の研究データからも日常生活、手の機能いずれについても明らかな改善が見られなかった。
・他の側面(可動性、やる気、社会参加など)についても同様に目立った効果はなかった。
ボツリヌス療法やCI療法をいくらやっても生活で実感できるレベルの改善は得られないことがわかった、
というおはなし。
感想:
業界の空気を読めない研究者がときどきこういうことを言い出す。
非常識だ、まったくけしからんと思う。