元
The influence of meteorological and geomagnetic factors on acute myocardial infarction and brain stroke in Moscow, Russia.
2013 5月 ロシア
気象条件と地磁気活動度が脳卒中と心筋梗塞に与える影響を調べてみたそうな。
1992-2005のモスクワの病院2施設での脳卒中患者1096人、心筋梗塞患者2833人について、発症当時の気象条件、地磁気活動度との関連を解析した結果、
次のようになった。
・心筋梗塞件数は、気温が上がると減って、地磁気活動度が上がると増えた。
・脳卒中件数は、気温やその変動幅が広がると増えて、地磁気活動度が上がっても増えた。
・低気圧や気圧の急な低下で脳卒中が増えた。
・磁気嵐の間の心筋梗塞、脳卒中のリスクは2-3割増加した。
・気温の低い時期には脳卒中件数が倍増した。
・影響度は、気温>気圧>地磁気 の順で大きかった。
脳卒中の発生は気象条件に影響を受けやすく、
また地磁気活動とも関連があることがわかった、
というおはなし。
そして脳卒中も増える。
ついに脳卒中が宇宙規模の壮大な問題になってきたな...