元
Low Serum Calcium Levels Contribute to Larger Hematoma Volume in Acute Intracerebral Hemorrhage.
2013 5月 日本
脳内出血患者の血中カルシウム濃度と血腫の大きさとの関連を調べたそうな。
273人の脳内出血患者について、発症後24時間以内の血中カルシウム濃度を測定し、濃度別に4つのレベルに分類し、
Q1 [≤9.0], Q2 [9.1-9.3], Q3 [9.4-9.7], Q4 [≥9.8] mg/dL
血腫の大きさ、神経症状の重さ、障害の程度との関連を解析したところ、
次のようになった。
・Q1-Q4の順で血腫の大きさが 18, 9, 10, 9 mL だった。
・同様に、NIHSSスコアが 16, 11, 11, 9 だった。
・カルシウム濃度の低いグループQ1には軽度障害の患者はいなかった。
・また、Q1には重度の障害患者や死亡した患者が多かった。
入院時血清カルシウム濃度の低い脳内出血患者は血腫が大きく、神経症状も重いことがわかった、
というおはなし。
感想:
よしっ カルシウムサプリメントを買うか! と思ったけど、
カルシウムサプリの危険記事を思い出した。
健康のためにカルシウムサプリメント始めます → 心筋梗塞で救急車
【いまや常識】 カルシウムサプリメントは脳梗塞の素
閉経だからカルシウムサプリメントを始めます → 脳卒中で入院