元
The effect of electrical muscle stimulation on the prevention of disuse muscle atrophy in patients with consciousness disturbance in the intensive care unit.
2013 4月 日本
意識障害のある患者の下肢筋肉の萎縮は避けられないこと、とされてきた。
そこで、脳卒中などの脳損傷で集中治療を受けている患者に電気筋肉刺激(EMS)を施し、下肢の筋萎縮を防げるか試してみたそうな。
9人の患者に入院後7日目からEMSを毎日施した。
そしてEMSなしの患者6人と、下肢筋肉の断面積を複数箇所で比較した。
次のようになった。
・EMSなしグループは全ての箇所の下肢筋肉断面積が毎週減少を続けた。
・EMSなしグループは、EMSありに比べ入院後14日目時点での筋肉減少が著しかった。
・EMSグループの5人の患者で、筋肉減少量を4%以内にとどめることができた。
・両グループでの差は統計学的に有意なレベルにあった。
意識障害のある患者へのEMSは筋肉萎縮予防に効果的であることがわかった、
というおはなし。
感想:
EMSで検索するとこの種の画像がたくさん出てくる。
EMSで本当にこんなになるんだとしたら、
昏睡から目覚めた患者がマッチョになってる可能性もあるんだよね。