Risk Factors for Intracerebral Hemorrhage: The REasons for Geographic And Racial Differences in Stroke (REGARDS) Study.
2013 3月 アメリカ
脳内出血になるリスク要因を人種別に調べてみたそうな。
白人と黒人 計27760人を対象とした脳卒中調査のデータを解析したところ、
次のようになった。
・平均追跡期間5.7年で62人の脳内出血が起きた。
・白人と黒人とで年齢別のリスクが大きく異なった。
・白人は10年歳をとるごとにリスクが2倍以上増えるのに対し、
・黒人の脳内出血リスクは年齢によらなかった。
・リスクの上昇は主に、収縮期血圧が高くワルファリンを使用している男性に見られた。
脳内出血リスクの人種差は、
45歳時点では黒人が5倍高いけれど、
85歳までには白人の1/3程度になってしまうことがわかった、
というおはなし。
感想:
気のせいか白人女性は老けるのが早いという印象を持っていた。
こんなところに理由があるのかも知れない。