元
Perceived Stress Is Associated With Subclinical Cerebrovascular Disease in Older Adults.
2013 1月 アメリカ
高齢者のストレスと心血管系疾患の関連をMRIで調べてみたそうな。
平均年齢80、571人のアメリカ人(男、女、黒人、白人)についてストレス状況についてのアンケート調査を行い、5年後に脳のMRIを撮った。
ストレススコアと脳の体積、脳梗塞の有無との関連を解析したところ、
次のようになった。
・27%に脳梗塞がみつかった。
・ストレススコアが高いと、脳の体積が大きく減少し、脳梗塞リスクが増えた。
・この関連は、喫煙、肥満、心臓病、高血圧、ウツなどに影響されなかった。
高齢者のストレスと脳梗塞、脳体積の減少には強い関連があることがわかった、
というおはなし。
感想:
10年ほど前に職場の同僚の脳を30名ほど記念撮影した。
データをずーっと放置していたのだが、
先月、思い立ってその体積を解析して動画をYoutubeにアップした。
驚いたのは、
脳の量がいちばん多い人と、いちばん少ない人の差が500ccほどあったことだった。
そして、いちばん大きい脳が自分のだったことにさらに驚いた。