元
Influence of socioeconomic status on in-hospital mortality and morbidity after stroke in India: retrospective hospital-based cohort study.
2013 1月 インド
脳卒中で入院した患者の社会経済的状況と回復程度との関連を調べたそうな。
インド北部の都市、郊外に住む599人の脳卒中患者について、職種、学歴、疾患既往歴、入院時の症状、退院時の自立度を調査し、関連を解析した結果、
次のようになった。
・平均年齢は56歳
・年齢、脳卒中の種類、喫煙、入院時意識レベルは退院時の予後とよく相関していた。
・就業状況と回復程度とも強い関連があった。
・他の要因を考慮に入れてもなお、無職の場合、予後が悪かった。
無職だったり賃金の少ない職に就いていた患者は退院時の自立度がひどく悪かった、
というおはなし。
感想:
インドって、カースト制度のおかげでこの種の格差にはタフだと思っていたけど、そうでもなさそう。
脳卒中平均年齢56はさすが、と思った。