脳卒中患者が手先をうまく使えるようになるまでの時間を調べたそうな。
100人の脳梗塞患者について調査したところ、
次のようになった。
・18%、26%、32%の患者がそれぞれ3,6,12ヶ月後に手先の器用さを取り戻した。
・6ヶ月以上経ってから回復する患者には、若くかつ入院時の麻痺が重いという特徴があった。
・上肢機能の回復の程度は入院時の運動機能検査結果との相関が強かった。
32%の脳卒中患者が1年以内にその上肢機能を取り戻している。
一方、時間が経ってから回復する患者は非常に少ないことが再確認できた、
というおはなし。