Depressive disorders in elderly and senile patients in the period of rehabilitation after acute ischemic stroke
2012 12月 ロシア
脳卒中後のウツの特徴を若年者と高齢者とで比較してみたそうな。
脳卒中患者、70歳以上の186人と33-60歳の110人について、
ウツの頻度と、リハビリでの回復程度について調査した結果、
次のようになった。
・脳卒中後のウツの頻度とその重症度は年齢に依らなかった。
・ウツがリハビリを妨げる影響は若年者より高齢者で大きかった。
・老人は、運動機能障害がウツの原因になるわけではなかった、
・しかし麻痺とウツが重なるとリハビリが進まなくなった。
・高齢者の言語障害はウツのきっかけにはならなかった。
脳卒中後のウツの特徴は高齢者と若年者とで 対照的な面があった、
というおはなし。