Interarm blood pressure difference and mortality in patients with acute ischemic stroke.
2013 3月 韓国
急性期脳梗塞患者の上腕血圧の左右差と予後、全身動脈硬化との関連を調べてみたそうな。
832人の急性期脳梗塞患者について、3年間追跡調査した。
動脈硬化はCT、超音波、アンギオ、ABI検査の結果を総合し診断した。
次のようになった。
・この間に92人の患者が死亡した。
・上腕血圧の差10mmHg以上は、収縮期で10%、拡張期で6%の患者にみられた。
・収縮期または拡張期の上腕血圧の差が10mmHgあると、総死亡率の増加と、
・下肢の末梢動脈疾患との関連が強かった。
急性期脳梗塞患者の上腕血圧の差を測定すれば予後の目安になることがわかった、
というおはなし。