肘関節筋の腱延長手術で痙縮が改善するか調べたそうな。
肘関節に痙縮があり腱延長手術を受けた患者について、術前、術後の状態を評価したところ、
次のようになった。
・患者内訳は、脳卒中患者30人、外傷性脳損傷11人、脳性麻痺1人だった。
・発症から手術までの平均年数は6.6年だった。
・手術から14ヶ月後、腕の伸展と関節可動域がめっちゃ広くなった。
・筋緊張テストスコアも大きく下がった。
・手術の傷が開いた患者が2名いたがすぐに治った。
痙縮した肘関節筋の腱延長手術のおかげでかなり自由に動くようになった、
というおはなし。
感想:
ちょっと前に
『整形外科選択的痙性コントロール手術』についてメール相談をもらった。
そのときは予備知識がまったくなかったので、今回関心を持った。
この種の手術ってどのくらい一般的なのだろうか?