Dental Prophylaxis and Periodontal Treatment Are Protective Factors to Ischemic Stroke.
2013 2月 台湾
歯周病と脳卒中との関連は明らかになっている。
そこで、歯科の予防や治療が脳梗塞の発生率を抑えることができるのか、調べてみたそうな。
歯周病患者51万人と、歯周病のない20万人について
脳梗塞の発生を10年間追跡調査したデータを解析した。
歯周病患者は、・歯科予防していた ・集中治療した ・治療しない、の3グループに分けた。
次のようになった。
・歯周病のないグループでは脳梗塞発生率は年0.32%だった。
・歯科予防していた歯周病患者の脳梗塞発生率は年0.14%だった。
・抜歯したり集中治療した歯周病患者の脳梗塞発生率は年0.39%だった。
・予防も治療もしていない歯周病患者の脳梗塞発生率は年0.48%だった。
・予防や治療をしていた歯周病患者の脳梗塞危険率は歯周病でない人よりも低かった。
・治療をしない20-44歳の若い歯周病患者では
脳梗塞危険率が歯周病でない人の2倍以上だった。
いつも歯医者さんに行って手入れしてもらっているひとは
歯周病になっても脳梗塞の心配はいらない、
というおはなし。
感想:
よし数十年ぶりに歯医者に行くか、と一瞬思ったが
なんど通ってもいつ終わるとも知れない歯科治療
のことを考えたら 行く気がなくなった。