脳卒中で損傷した脳の体積と、
上肢の障害および回復程度との関連を調べてみたそうな。
139人の慢性期脳卒中患者の医療記録を分析した結果、
次のようになった。
・損傷脳の体積は上肢機能の障害程度と関連がなかった。
・損傷脳の体積と上肢機能の回復程度との間には、ほんの微かな関連が見られた。
こういうことは脳組織の代謝や構造も考慮に入れなければ理解できないよね、
というおはなし。
感想:
当然といえば当然なんだけど、
脳を半分摘出してもふつーに生活している人とかみると、
フェイルセーフ機能が半端ない、ってことなんだとおもった。