老化は脳卒中に影響すると考えられている。
そこでテロメアの短さと脳卒中との関連を調べてみたそうな。
テロメアは染色体の末端にあるDNA構造であり、
その短さは老化に関係があると言われている。
1756人の脳卒中患者と1801人の健常人のデータを比較、解析した結果、
次のようになった。
・テロメアの短い人はアテローム血栓性脳梗塞および脳出血のなりやすさが4-5割高かった。
・家族歴があるとそのリスクはさらに、各々2.5倍ほどになった。
・再発率とテロメアとの関連は見られなかったが、
・テロメアが短いと、アテローム血栓性脳梗塞の死亡率が69%高かった。
・白血球と血管内膜細胞のテロメア長に相関のあることも確認できた。
テロメアの短さとアテローム血栓性脳梗塞および脳出血、
脳卒中死亡率との関連が明らかになった、
というおはなし。
感想:
テロメアが短いんじゃしょうがないな
この記事↓を思い出した。