Sony PlayStation EyeToy elicits higher levels of movement than the Nintendo Wii: implications for stroke rehabilitation.2012 11月 カナダ
最近では、バーチャルリアリティ技術を応用したゲーム機が
脳卒中リハビリ現場でも利用されている。
そこで、任天堂のWii とソニーのプレーステーションEyeToy とで、
どちらが上肢リハビリに適しているか実験してみたそうな。
成人の脳卒中患者と健常人 それぞれ10人ずつについて、
被験者の手首に加速度センサーを着けて
各ゲーム中の上肢運動の強さと量を計測した。
また、ゲームの感想や使い勝手についてアンケートをとった。
結果は次のようになった。
・使いやすさやゲームの楽しさの点で両ゲーム機でおおきな違いは見られなかった。
・健常者にとってはEyeToyの方がWiiよりもずっと大きな運動量になった。
・動きの強さは脳卒中患者も健常者も EyeToyの方が激しかった。
Wii も プレステEyeToy も脳卒中リハビリに使いやすい楽しいゲーム機である。
でも、EyeToyの方が よりおおきな運動量、運動強度を得られることがわかった、
というおはなし。
感想:
プレーステーションEyeToy を知らなかった。
こんな感じ。
コントローラを握らないぶん有利なんだろな。