The Relatively Good Outcome of Cerebellum-Brainstem Ischemic Strokes.
2012 11月 イスラエル
小脳や脳幹の梗塞患者の予後について調べてみたそうな。
259人の小脳または脳幹梗塞の患者と
1029人の大脳半球の梗塞患者について、
病因、重症度、回復度等について比較した。
次のようになった。
・小脳、脳幹梗塞患者は若く、
・心臓に原因があることは少なかった。
・入院時の症状は軽く、
・退院時に自立度が低下している患者は稀だった。
・多くは自宅に帰ることができた。
・半年、1年後の死亡率も低く、
・その死亡率は半分程度だった。
小脳、脳幹梗塞患者は心臓に問題があることは少なく、
症状も軽く、予後もとても良いことが確認できた、
というおはなし。
感想:
まったく同じ印象を持っていた。
メールで体験談を聞いていると
脳幹や小脳の梗塞のケースって
一見、重症そうに思うんだけど、
痺れもなくフツーの生活に戻っている人が
実はおおい。