WNT10B Polymorphism in Korean Stroke Patients with Yin Deficiency Pattern.
2012 8月 韓国
脳梗塞患者の体質は東洋医学では陰虚と分類される。
これがDNAレベルの違いに反映されているかどうかを調べてみたそうな。
630人の脳梗塞患者について、
陰虚の有無を診断し、
脂肪生成に関わるWNT10Bという遺伝子の
DNA配列を直接調べて個人差(一塩基多型)の偏りを解析した。
次のことがわかった。
・陰虚が75人、非陰虚が555人だった。
・陰虚グループにDNA配列の若干の偏りが見られた。
脳梗塞患者の陰虚体質をより正確に診断する
遺伝子マーカーが見つかったのかもしれない、
というおはなし。
感想:
"陰陽"の概念に基づいた その存在すら不確かな
"陰虚"という症状を持ちだしてきて、
今度はそれとDNA配列との関連を真剣に調べだす
飛躍っぷりにオドロイタ。
以前、DNAシーケンシングをよくやったので興味をもった。
陰虚について