Dynamics of obesity paradox after stroke, related to time from onset, age, and causes of death.
2012 8月 韓国
病気になったとき 太っている人ほど長生きするという
"肥満パラドックス"が脳梗塞にも当てはまるのかどうか、
調べてみたそうな。
韓国脳卒中データベースから34132人分の脳梗塞患者の
データを抽出し、肥満度と死亡率との関連を解析した。
次のことがわかった。
・標準的なボディマス指数(BMI)20-23の死亡危険率を1.0とすると、
・BMI18.5以下だと 危険率1.36
・BMI18.5-20で 危険率1.14
・BMI27.5-30で 危険率0.83
・BMI30-32.5で 危険率0.77 だった。
・この傾向は発症90日以内では目立たず、
・発症から1年経ったあたりで顕著になった。
・全年齢でこの傾向が見られたが、
・特に65歳未満で明らかだった。
・他の死因を含めてもこの傾向が見られた。
脳梗塞患者はおデブさんであるほど
しぶとく生き残ることがわかった、
というおはなし。
感想:
メタボとはいったいなんだったのか?
過去記事:
肥満も極めれば 脳梗塞すら敵ではない