An Objective Pronator Drift Test Application (iPronator) Using Handheld Device.
2012 7月 韓国
手の回内運動検査は、両手を肩の高さにまっすぐ出し、
手のひらを上に向けて目を閉じ、この状態を維持する。
脳卒中などの原因で運動神経経路に問題が起きると、
つきだした腕が勝手にねじれ、下がる。
回内運動検査の動画:20秒
この現象を定量化できるアイフォンアプリを
作成したのでその動作を検証してみたそうな。
アプリ名:iPronator (←無料リンク)
加速度センサーを内蔵したiPhoneまたはiPod touch 計2台にインストールする。
これを使って10人の急性期脳梗塞患者と
10人の健常人について回内運動検査を行い数値を比較した。
次のことがわかった。
・計測した腕のねじれ角度と下がり具合に強い関連があった。
・患者では健常人よりもはるかにねじれ角度のズレが大きかった。
・手の震えの程度は患者も健常人も変わらなかった。
・フォローアップにより改善する様子を数値評価できた。
このアイフォンアプリは脳卒中患者の上肢の障害をいち早く見抜き、
機能回復の検出にも役に立つことがわかった、
というおはなし。
感想:
実は 試していない。