大気汚染と脳卒中急性期死亡率との関連を調べてみたそうな。
人口55000人で比較的大気汚染の少ない滋賀県高島郡
の住民を対象にした16年間の健康調査データと、
その間の大気汚染状況との関連を解析した。
次のことがわかった。
・この間に2038件の脳卒中があり、307人が28日以内に死亡した。
・二酸化窒素濃度が高いと死亡率が6割ほど上昇した。
・この関連は特に脳梗塞で顕著だった。
・他の汚染物質(浮遊粒子状物質、二酸化硫黄、光化学オキシダント)には関連は見られなかった。
自動車排気ガスにより生まれる二酸化窒素と
脳卒中の急性期死亡率との間に関連があることがわかった、
というおはなし。
感想:
滋賀高島と聞いて、これ思い出した。