急性期脳卒中患者の麻痺脚への
温度刺激治療の効果について調べてみたそうな。
脚に麻痺のある脳卒中患者30人について、
・温度刺激グループ
・比較グループ
に分けた。
通常のリハビリに加えて、
温度刺激グループには
麻痺脚を温めたり冷やしたりする刺激を繰り返す治療を
週に5回 ×6週間 施した。
4週、6週、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月後の回復状態を確認した。
次のことがわかった。
・両グループ共に治療前は病状は同じだった。
・温度刺激治療後に下肢の運動機能が大きく向上した。
・特にバランス能力が改善が大きかった。
・この改善効果は3ヶ月後にも見られた。
・しかし 6ヶ月後にはほとんどの改善効果が消失していた。
急性期脳卒中患者の麻痺肢への温度刺激治療は
3ヶ月程度なら効果が持続することがわかった、
というおはなし。
関連文献:
感想:
過去のこんな記事を思い出した。