脳卒中後に転倒しやすい患者の特徴を調べたそうな。
リハビリ病院に入院中の脳卒中患者66人について
病巣の位置、運動機能、バランス能力、失禁の有無、投薬状況、
起立性低血圧の有無、認知機能、視覚、聴覚機能などを詳しく調査し、
退院後6ヶ月間に、転倒するたびに介助者から電話報告してもらいカウントした。
解析の結果次のことがわかった。
・24人(36%)の患者がこの6ヶ月間に転倒した。
・その頻度は、左脳損傷患者47%、右脳損傷患者21%だった。
・左脳損傷患者の転倒リスクは右脳損傷患者の4倍だった。
・他の要因との関連は見られなかった。
左脳を損傷した脳卒中患者は転倒に注意しましょう、
というおはなし。