Bone Loss in Chronic Hemiplegia: A Longitudinal Cohort Study.
2012 6月 ブラジル
脳卒中片麻痺患者の骨密度の変化について調べたそうな。
発症後1年以上経過した慢性期脳卒中患者57人について
骨密度等の体組成調査を期間をあけて何度か行った。
次のことがわかった。
・麻痺のある腕の骨密度が著しく低かった。
・大腿骨は麻痺側、健常側で骨密度の大きな違いはなかった。
・血液凝固阻止剤、抗てんかん薬を使っている患者の
大腿の骨密度は著しく低く、これは発症時期に依らなかった。
脳卒中患者の骨密度は減る傾向にあり、
特に脚よりも腕で顕著であることがわかった、
というおはなし。