反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)を使った脳卒中患者の
上肢麻痺治療効果について過去の研究をまとめてみたそうな。
研究データベースから1990-2011の関連する論文を厳選抽出、
解析して、rTMS治療の効果を検証した。
次のことがわかった。
・主に運動機能の改善に効果があった。
・皮質下梗塞のケースで効果があった。
・低頻度rTMSのほうが高頻度rTMSより効果的である。
・副作用はほとんどなかった。
・最近では間欠的シータバースト刺激がより効果的とされている。
磁気刺激治療にはもっともっと研究が必要だ、
というおはなし。