Monitoring community mobility with global positioning system technology after a stroke: a case study.
2012 5月 アメリカ
退院した脳卒中経験者の活動状況をGPSの記録から推測してみたそうな。
脳幹梗塞を患った56歳のある男性に 退院後GPS記録装置を与えて、
寝るとき以外は着けるよう促した。
事前によく行きそうな場所を10箇所ピックアップして
ゴールとして得点カウントした。
退院直後、5週後、9週後、6ヶ月後、12ヶ月後の
各時点での1週間の平均活動状況をGPS記録から分析した。
結果は、
・退院時の6分間歩行距離は73mだった。
・1年後の6分間歩行距離は288mに延びた。
・退院後10週までは、週に平均7.6箇所のゴールを訪れ、27回外出していた。
・加速度分析によると、特に活動的になったわけではなかった。
・1年を通して訪問ゴールの数や外出回数は変わらなかった。
GPSの記録を分析すると
被験者の歩行スピードや外出頻度だけからはわからない
活動状況の別の側面が見えてくることがわかった、
というおはなし。
感想:
自分のGPS記録を公開したら、
運転中のスピード違反はもちろん、
広い家なら一日に何回ウンコをしたかまで
バレちゃうんだろうな。