Effects of transcranial direct current stimulation (tDCS) on post-stroke dysphagia.
2012 5月 韓国
経頭蓋直流電気刺激(tDCS)を嚥下障害の治療に試してみたそうな。
脳卒中のあと嚥下障害と診断された患者16人について
tDCS 20分間 + 嚥下訓練 30分間
のセットを1日1回 x 10日間行った。
tDCSはダメージを受けた側の脳の咽頭運動皮質をターゲットに
乾電池のプラス極を貼り20分間電流を流す。
比較のための偽刺激グループでは電流を流す時間を30秒間に限定した。
その結果、
・本刺激と偽刺激グループ共に嚥下障害が改善した。
・治療直後の改善の程度に違いはなかった。
・治療後3ヶ月時点で本刺激グループの改善効果が大きく上回った。
tDCSによる脳刺激は
脳卒中後の嚥下障害の治療に役立つかも知れない、
というおはなし。
感想:
tDCSを素人に解説するビデオ
自分を担当するお医者さんが
もし こういうことをやり始めたら
間違いなく すぐに病院を替える。