Falls in hospitalized acute stroke patients.
2012 4月 ボスニア・ヘルツェゴビナ
急性期脳卒中患者の入院中の転倒について調べたそうな。
転倒の定義は、
意図せずに足以外の身体の部分が床に着いてしまうこと、
とした。
1809人の急性期脳卒中患者のうち、
・85%が脳梗塞、15%が脳出血だった。
平均12日間の入院期間中
・3.3%、61人が転倒を経験した。
転倒した者のうち、
・80%が脳梗塞、20%が脳出血だった。
・69%が方向感覚障害を持ち、
・77%が失語症、
・62%の転倒は夜間に起き、
・72%は入院後5日以内に起きた。
・52%は打撲、擦り傷程度の怪我で済んだ。
急性期脳卒中患者が入院中に転倒する割合は
3.3%で、重い怪我を負うことはほとんどない。
その多くは入院後間もない夜に起きた、
というおはなし。