Botulinum Toxin Injection for Hypertonicity of the Upper Extremity Within 12 Weeks AfterStroke: A Randomized Controlled Trial.
2012 2月 フィリピン
ボツリヌス療法は、脳卒中後6ヶ月以上経った患者の
上肢痙縮緩和に用いられることがある。
超早期のボツリヌス毒素療法
の効果と安全性について調べたそうな。
発症後2-12週の脳卒中患者163人について、
・ボツリヌス毒素グループ
・偽薬グループ
に分けて、痙縮した筋肉に注射した。
通常のリハビリを続けつつ、
4週間後に痙縮の程度と運動機能
について評価した。
その結果、
・ボツリヌス毒素グループで痙縮が緩和された。
・副作用等はなかった。
・運動機能については両グループで違いはなかった。
ボツリヌス毒素療法は超早期脳卒中患者でも
痙縮緩和効果が期待できる、
というおはなし。