Socioeconomic Status andStroke: An Updated Review.
2012 2月 イギリス
貧乏と脳卒中との関連について
過去の研究を見直してまとめてみたそうな。
2006-2011に出版された 社会経済的状況と
脳卒中に関する論評記事をデータベースから抽出した。
その結果、
・所得の低い国の 脳卒中で障害を持ち死亡する率は、
所得の高い国の3倍以上。
・今後20年間に、主に低所得国で脳卒中死亡者数
が30%以上増える。
・高い脳卒中率や死亡率、多くのリスク要因が社会の
低所得層に見られる傾向は世界共通である。
・社会経済状況と脳卒中再発率との関連は定かではない。
・低所得層の病状は重く、まともな治療を受ける機会が少ない。
貧しい 国や社会層に居る人々が脳卒中の影響を
今 もっとも受けやすくなっていることがわかった、
というおはなし。