Tooth loss and cardiovascular disease mortality risk - results from the Scottish health survey.
2012 2月 イギリス
歯が減ってゆくことと脳卒中などの心血管疾患とは関連があると言われている。
これをもうちょっと詳しく調べてみたそうな。
12871人の健康記録を調べ、
歯の残存状況を
・自然の歯のみ、
・義歯併用、
・全部抜けちゃった状態
に分類して、
およそ8年間の心血管系疾患、ガンによる死亡率
との関連を解析した。
その結果、
生活習慣、経済状況など、関連する要因を
いろいろ考慮に入れてなお、
歯が全くない人は、自分の歯のみの人に比べて
・総死亡率および心血管疾患による死亡率が著しく高かった。
・特に、脳卒中による死亡率は、3倍近く高かった。
・歯の本数とガンとの関連は見られなかった。
歯が全部抜けてしまった人は
まずまちがいなく脳卒中で死ぬであろうことがわかった、
というおはなし。
感想:
皆 いずれ、なんらかの理由で死ぬ。
主に ガン、心臓病、脳卒中...
これら全てを心配するのはストレスの元になる。
だから 歯がない人は、
自分は脳卒中で死ぬ、
と覚悟を決めることで
ガンになる心配などを払拭することができ、
気持ちが楽になれる、 と考える。
過去の似たようなはなし:
・抜けた歯を数えてみて. 4本以上なら脳卒中予備軍決定
・若年脳卒中患者の特徴 → 歯が少ない