The identification of acute stroke: an analysis of emergency calls.
2012 2月 イギリス
救急車を要請する電話のうち、
脳卒中に関連するものの特徴を調べたそうな。
643件の救急車出動要請の電話記録を分析した結果、
次のことがわかった。
・電話主の67%は女性で、55%は家族でもあった。
・電話の第一声は 『立てなくなった』(26%) または 『卒倒した』(25%)だった。
・電話主の 『たぶん脳卒中だと思う』 という判断の89%は正しかった。
・顔の歪み、腕の脱力、しゃべれない などの症状に言及した電話は5%に満たなかった。
・そのうち、しゃべれない症状は よく共通していた。
脳卒中と思って救急車要請電話をかけてくるケースの
多くはたしかに脳卒中であることが多かった。
脳卒中の初期症状についての
さらなる住民教育が必要である、
というおはなし。
感想:
救急隊員がきて、
『左の口角(こうかく)が下がっています。』 と
何度も繰り返していたのを思い出した。
脳卒中初期症状の啓蒙ビデオ(1分間)
これはこわい...