Recovery From Visual Neglect After Right Hemisphere Stroke: Does Starting Point in Cancellation Tasks Change After 6 Months?
2012 1月 フィンランド
脳卒中で半側空間無視のある患者は、
自然と右方向へ注意が偏るようになる。
この傾向の変化を発症後10日から6ヶ月後まで
追跡調査したそうな。
43人の右脳卒中患者と49人の健常人について
行動性無視検査に含まれる6つの検査を行い、
視野の関心領域の正中線からのズレの大きさを
測定、評価した。
その結果、
半側空間無視患者は、
・注意の右方への偏りが大きかった。
・半側空間無視の症状は時間が経つにつれ
明らかに改善に向かっていった。
・そうは言っても6ヶ月後でも注意の右方偏位は見られた。
半側空間無視患者の注意の右方偏位の程度を
きちんと測定できる方法が必要ですね、
というおはなし。
半側空間無視患者の行動性無視検査の様子
ラマチャンドラン先生が出てるよ